2025年10月4日
「新造船の完成記念式典が行われました」
官公庁では全国初となる電気推進による海面清掃船が完成し、記念式典が行われました。
福田紀彦市長が「脱炭素化をしっかりすすめていくことは川崎の発展に資する」「川崎港に関わるみなさんと協力してすすめたい」と話されました。
式典の後、海面清掃のデモンストレーションが行われ、新船「つつじ」がゴミに見立てたボールを集塵装置で回収する様子を披露しました。
「つつじ」の前でスピーチする福田市長
福田市長および来賓によるテープカット
左から堀添市議会副議長、原市議会議長、福田市長、西川崎港運協会会長(当会理事)、髙橋当会会長
港湾局職員による新船の説明
「つつじ」による海面清掃のデモンストレーション
「つつじ」内を見学する式典参加者
「みらい」に試乗する式典参加者
■「つつじ」
船型:双胴船(清掃船)
長さ:13.0m/幅:6.4m/深さ:2.1m
総トン数:17.0トン
最大搭載人数:8名
船質:耐食アルミニウム合金
主機関:80kw×2(約217馬力)
最大速力:7.6ノット
充電時間:約4時間(急速充電)
バッテリー容量:417kwh
航行可能時間:6ノットで約6時間
ごみ収容能力:15㎥
機能:全面スクリューにより大量の浮遊ゴミを回収できる
■「みらい」
船型︓単胴型(作業船)
長さ︓11.25m/幅︓3.1m/深さ︓1.19m
総トン数︓4.9 トン
最大搭載人数︓7 名
船質︓FRP(強化プラスチック)
主機関︓48kW(約65 馬力)
最大速力︓約13 ノット
充電時間︓約9 時間(普通充電)
バッテリー容量︓72kWh
ごみ収容能力︓3 ㎥(約0.6 トン)
建造費︓約6,600 万円
機能︓他の船が航行不可能な狭い区域や桟橋下等の
浮遊ごみを収集できる